2018年度 (平成30年度)
2019年2月
もうすぐ3月。3月といえば、ひな祭りですね。
今年も鶴松園では、おひな様の飾り付けをしました。
鶴松園のおひな様は、ご家族や地元の方々から寄贈していただいた物。
各ホールなどへ飾っていたのですが、今年はE棟ホールへ大集合!!
男雛・女雛をはじめ、三人官女や五人囃子、左大臣・右大臣。
重箱や茶道具、箪笥、鏡台などのお道具に、御所車や御駕籠。
御膳にひし餅、ぼんぼり、桜・橘などなど。
じっくり眺めてみると、一つ一つがとても丁寧に作られてあって見飽きません。
その一つ一つには、それぞれ意味があって飾られているそうですし、
段数が奇数だとか、段ごとの飾り方だとかの決まりもあるのですが、
今回は合同なのでそういう事はちょっと置いておきましょう。
おひな様が一同にそろっての豪華さ、あでやかさを皆に楽しんでもらいたいと思います。
最後の写真の御駕籠はオルゴールになっています。曲は「うれしいひなまつり」。
♪あかりをつけましょ ぼんぼりに・・・♬ と歌われている曲です。
時々ねじを巻いているので、通りがかりに曲がかかっていたら立ち止まって
ひな壇飾りと共にお楽しみ下さい。
2018年8月
鶴松園では様々な花や木を植えています。
たよりやホームページでも時々記事にしていますが、また新しい花が仲間入りしています!
赤黒い葉が目について、何だろうと思っていたのですが、成長するにつれて「まるでパイナップル!?」と
思ってしまうような見た目です。新種の赤いパイナップル〜??
「パイナップルみたいな花」と適当にネット検索してみたら、すぐに出てきました。
白・ピンク・黄・紫・薄緑など数種類あって、これは「ユーコミス スパークリング バーガンディ」かな?
ユリ目ユリ科ユーコミス属の多年草。 ユーコミス。
アフリカ原産。 明治末期に日本へ渡って来たそうで、暑さだけではなく寒さにも割と強いみたいです。
別名をパイナップルリリー。
苞葉と呼ばれる葉の下にたくさんの星型の小花が咲く姿がパイナップルみたいに見えることからそう呼ばれています。
その星形の花から、和名を「星万年青(ホシオモト)」とも名付けられていますが、ユーコミスやパイナップルリリー、
パイナップルフラワーが一般的な呼び名だそうです。
この写真では分かり憎いけど、長い下葉はつぼみの時には赤黒く、花が咲くと緑色になってくるそうです。
どんな花や草花にも名前があって、それぞれ由来や別名などを調べてみると面白いものです。
毎年、食堂前に植えるあさがお。生育はあまり良くないけど、今年も綺麗な花を咲かせてくれました。
あさがおの間に葉が黄色くなってしまっているのが、一本だけ植えられたキュウリ。
成長を楽しみに見ている利用者の方も多く、曲がったり、ひ弱だったりするけれど、
これまで数本収穫できました。
まだまだ暑い日もありますが、風の冷たさに秋の気配を感じる今日この頃。
空が高いなあと感じ、見上げたその空の青さ、雲の白さ。
それだけでも有難く、幸せだなあ、と今の時代を生きている事に感謝です。